技あり!給水管耐圧試験ガイド集

給水管耐圧の試験をしないとわからない

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給水管耐圧の試験をしないとわからない

建物を新築したりリフォームしたときには水道管の給水管を新しくすることがありますが、その給水管は新しい配管を敷設すればそれで済むわけではありません。
最後に大事な作業として給水管耐圧や水質の試験を行う必要があります。
その試験は新しくした給水管が確実に安全に給水できるかを確認するための試験です。
この試験は水道法で決められてるのですが、独立行政法人のUR都市機構試験が標準的になっていて、ほとんどはそれに従って確認しています。
給水管は通常は0.2から0.5MPaくらいといわれていますが、試験では0.7MPa以上出ることが要求されます。
まず最初は給水管に水圧テストポンプで水を送り込みます。
送り込むと水道管の中の圧力を1.75MPaまで一気に高めます。
その状態を1分以上加圧していきます。
そうすると水道管は一時的に圧力のために膨張します。


1分以上経過しますと今度は圧力を1.0MPaまで落とします。
そうすると徐々に膨張した水道管は元に戻っていきます。
ここから水道管の中の水圧の計測を開始します。
計測は記録用紙に継続的に記録されるようにしておかないとなりません。
1時間後に水道管の中の水圧はどうなってるか確認ですが、その時点で0.7MPa以上あれば合格となります。
しかしもしそれより下回っていると合格できないので再確認となります。
再確認ではもう一度やりなおしで、水道管の中の水圧を1.75MPaまで一気に高めます。
そこから1時間後にどうなってるかを確認し、この時点で今度は0.8MPa以上あれば合格となります。
しかし今回も0.8MPa以上なければ、ここで最終的にアウトになってしまいます。
というのは水道管と水道管の接続がうまくいってなくて水漏れしている可能性も排除できないからです。


アウトになって不合格になれば水道管自体の不合格原因の追及や工事のやり直しをしなければならなくなります。
ちなみに記録紙は後日に水道局へ提出するようになっています。
この給水管耐圧試験は新築やリフォームで給水管を新しくしたときだけ以外に老朽化した給水管の状態を調べるためにも利用できます。
老朽化した給水管の試験で基準を満たせなかった場合は配管自体に微細な穴などが発生していることもあり得るかもしれないので、取り換えの1つの目安にもなります。
ちなみに試験で使用する水圧テストポンプはいろんな種類がありますが、安いものだと1から2万円くらいで販売されています。
ただし一部のテストポンプは架橋ポリエチレン管やポリブテン管、あるいは管の大きさなど一部の給水管で使用できない場合もあるので、購入時にはしっかりと確認をしなければなりません。

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